投資を始めようという人へ

ド素人の視点からの投資やお金にまつわる考え方

5.ここまでで投資の鉄則の整理。

さて、今までくどくど述べてきたことから、投資の鉄則を整理します。これは今後具体的な商品種類の見極めの際にもたびたび出てくる考え方だと思っています。

①「勝ち」と「負け」しかない投資は危険

 売買は値上がり期待と値下がり期待の正反対の予想から成り立ちます。売買の取引相手はプロかもしれません。もしプロでは無ければ、とても不幸な境遇になった一般の方のお金かもしれません。

 ex.外貨預金、FX、仮想通貨、特殊な保険商品

②手数料は投資ではなく消費。

 購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額、TTB-TTSなどの「手数料」は、投資家には果実はない。とにかく手数料が安いところで、安い商品を買う。

 銀行のカウンターの店員が勧める投資信託商品は間違いなく信託報酬1.5%以上。

 ex.やたら広告露出が多い株式投資信託

③儲かるのも投資、損するのも投資。

 儲かるかどうかは時の運。リスクテイクして投資する以上、負けもある。負けても破滅しないように投資しよう。

 値下がりした時に、へこみ過ぎないためにも。。。

④自分の資産の一極集中を崩そう。

 資産があるカテゴリに集中していることがリスク。そこのリスクが破裂しても、破産しないように資産を分散させておく、これが投資でわかりやすくできること。

 「値上がり」は才覚と運次第だが、「分散」は考えれば誰でもできる。

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さて次回はいよいよ具体的な投資商品の説明、まずはidecoです。といいつつ、idecoは投資商品というより節税手段ですが、まあとにかく強力な制度ですので是非最初に紹介させてください。